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『ビュッ!!!』
何か、暗闇の中で空を切る音が響いた。それは直ぐ背中からだった。
从*゚∀从「空振ったなアーホ!!!」
俺は後ろも見らず叫ぶ。そしてすぐさまドアを蹴破り────丁寧に手でドアを閉めた。
从 ゚∀从「──よしっ!」
そして、そのまま俺はドアの前に立つ。ドア越しに何か足音が普通に聞こえるが、気にはしない。黙ってドアの前に立ち、先程までいた部屋側の方向へ視線を向けたままにする。
从;゚∀从「……」
ドアノブを手のひらに収めながら、俺は小さく唾の飲み込んだ。
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