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从#゚‐从「むー……これでもし来なかったら、明日、学校でとっちめてやる…」
そう呟いて、俺はベットの上に勢いよく転がる。ぼふっ、と頬に毛布の感触があたった。
从 -∀从「早くこいよ…ばかやろう……」
俺は毛布に顔を埋め、軽く瞼を閉じる。当然、視界は暗闇となり、ならって視神経が働きを停止する。それに変って頭の中の脳がゆっくりと回転を始めた。
動き始めた脳内は、なぜか俺の過去の情景を瞼の裏に浮かび晒し始め、そして初めに写ったのは───奇しくもアイツの顔だった。何食わない顔で微笑んで、俺のことを見つめていた。
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