遅れてきた大物

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西村は早速行動に移す。 普段から仕事の早い西村は自分の担当を素早く終わらせると池田の応援に駆けつけたのだ。 『西村君手伝ってくれるの?』 普段あまり接点のない池田は驚きの表情を浮かべる。 『オレ…終わったから…』 ニコッとする西村。 この笑顔が気持ち悪かった池田はこの後何も言わずに西村に手伝ってもらった。 すると池田の担当箇所もあっと言う間に終了した。 『自分ホンマに仕事早いな…』 驚きのあまり西村に話し掛ける池田… これは西村にとっては好都合だった。
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