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坂本は大学にも通っていて頭もいい。
どうやら教育に携わりたいという気持ちから猛勉強して入学した程の努力家である。
しかし一方ではカラオケの実力でもわかった様に、歌の才能も確かにあった。
大学のサークルで現在バンドを組んでいる坂本に、実は最近あるチャンスが舞い込んでいたのだった。
インディーズレーベルからデビューの話。
彼女の実力はプロも認めていたのだった。
他のメンバーはもちろんデビューに前向き。
しかし…
親はやはり教師の道に進んで欲しいと思っていたのだった。
両者の思いに板挟みになる坂本…
彼女は決断出来ずにいたのだった。
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