おやじ&はばあ

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近年頭のゆるいお子さんが急増し、日本の行く末がどうなるものかと不安になる時がある。 実際体験した事だが、仕事で地元の中学校へ行った時だった。 同僚がいきなり唾をかけられたり、タメ口でごちゃごちゃ文句を言われたりしたそうだ。当然私も仕事の邪魔をされた。それはそれは楽しそうに、これが私の生き甲斐とばかりに満面の笑みを浮かべ、脳みそのとろけたチンパンのようにギャーギャーと騒ぎながら悪事を重ねていた。下級な生物と解っていたが悲しい事にプルプルと怒り抑える事しかできなかった。もしここで腹を立てればチンパンジー一家に「大人をからかった」という最高のご馳走を与えてしまう事になる。そう思い怒りを抑えシカトすることにした。 いや~しかし数年前までランドセルを背負って、ぎょう虫検査を受けていた子供達がなぜこうも変われるんすかね?大きな違いと言えはチン毛ぐらいだ。それも生え揃ってない奴もいるはずである。彼らは毎日お母さんの晩御飯を食べている、そしてお小遣いでエロ本を買っている。 なぜこんな世の中になったのかよく考えてみたのだが、答えは簡単だった。クソおやじ&ばばあが増えているからである。 製造元の責任者の責任感の無さには呆れてしまう。やはりどう考えても育てる人間に問題があるのではないかと思うのだ。ただのガキにクソをつけてワックスで磨き上げているのは親御さんだという事だ。 ある法則を見つけたのだが、ムカつく坊ちゃんの親ほど責任転嫁するものだ。甚だしい奴になると自分達も辛いとばかりに被害者面をする奴までいる。そんなインポ父ちゃんにそっと伝えてあげたい。 人格を形成するのは家族や友人など周りの影響が左右するんだけど、特にあんたらの影響がデカイんだよ。と ウンコ程度の脳みそに大人を基準とした物事を無理矢理押し込めれば器は壊れてしまうんですよ。まとわり着く坊ちゃんに疲れるのも解るし、面倒な時もあるだろう。自分を殺してまでガキのペースに合わせる必要はない。 ただ、1ミリの隙間が1センチになる前に埋めていく事はいくら疲れていようともやらなければいけないのだ。9ミリまでサボってもよい、デカくならないようにしないといけないんすよ。 皆さんの周りにもクソおやじ&ばばあが居るだろう。その仲間入りをしないよう日々気をつけて生活していく事が今の世間をキレイにする第一歩なのだ。
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