2.Y氏の場合…

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納得できなくて、私はさらに問い詰めた。するとYは私の目も見ずにこう言った。 「ほっといてごめんなー。でもさ、久しぶりに他の女の子と喋って、なんつーか…」 嫌な予感がした。 「今までずっとお前といたからお前しか見えてなかったけど、やっぱり外に出てみるもんだな。他のコと話したらなんかすげー楽しくてさ。お前のこと忘れてたわ」 その言葉に唖然とした。 たった一夜で、Yの心は一変してしまったのだ。 「夜は…隣に誰かいたの?」と訊くと、Yは黙った。 悔しくて、私は泣きながらYの家を飛び出した。
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