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Yは駅で私の自転車を見つけ、ずっと張っていたのだ。もう私には恋愛感情はないと思っていただけに、私は今の状況が掴めずにいた。
Yは私に詰め寄り、
「今のヤツ誰だよ?」
と震えた声で言った。
「最近…仲良くなった人…」
「今まで何してた?」
「デート…」
途端に私の頬に平手が飛んできた。
「俺への当て付けか?俺たちまだ終わってねんだぞ?お前最低だな」
訳もわからないまま、私は黙っていた。Yは車に乗り込み、その場から去った。
それから、Yのストーキングが始まった……。
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