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『体操部に入るんだね!』
隣に座っている彼女に話し掛けた。
『うん!小学校のときクラブ入ってたの。全然上手じゃないんだけど…‥楽しいから!!2人は?!』
『私たちは…‥まだ目星もついてなくて。』
『じゃあ、一緒に体操部入る気ない!?先輩も優しそうだし、入部者少なくて困ってるって言ってるし!どぅ??』
私と絵梨佳は顔を見合わせた。体操が苦手ではなかった私にとっては、良いきっかけだった。特に入りたい部活があったわけでもないので、いいかなぁと思った。
『どうする??』
絵梨佳が聞いてきたので、
『私は入ってもいいかなぁ。先輩優しいのって重要じゃない??それに体操苦手じゃないし。』
『そっかぁ。うちはあんまり得意じゃないけど、入ったら上手くなれるよね??』
『大丈夫だょッ!!一緒に頑張ろう!!私、E組の柳沢愛。よろしくね!』
『私は新田咲季!咲季って呼んでね。』
『うちは小田絵梨佳!エリでい~よ~』
そんな軽い気持ちとノリで、私たちは体操部に入部した。
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