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「かみやん!こっちのポテチ食うか?」
「あんたわかってる?私がミスコンで優勝したらーーーーー」
「ハイハイハイ!ポテチ欲しいかもってミサカはミサカは主張してみたりして。」
「ーーーーーとうま、わたしはおなかがすいたんだよ?」
「俺も小萌先生に名指しされたい!」
「どうして俺まで来なきゃならねえんだ!上条当麻。」
会場に着いたことにも気付かず口々に言葉を発している。小萌は、そんな風景を見て苛々しだした。
「上条ちゃん。先生がこれ以上どうにかなる前にするべき事はわかりますよね?ついでに、これを発案したのは上条ちゃんですよネ。時間内に会場に集まらないと失格らしいですから(嘘)。」
上条の額に汗が流れた。
「コラー!!お前ら、さっさと降りねえと先生がーーーーーえらいことに!!」
やっと車内に静寂が戻ったのもつかの間。再び口々に言葉を発しだす面々。それを見て、煙草を加えようとする勢いにまで達してきた小萌を目の当たりにする上条。
何とかしてバスから会場に運ばなければ。
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