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-放送室-
『あーあー。テス、テス!テス、テス!本日は晴天なり。あーあー。ダイジョーブだよ!アイザック!』
『おー、ミリア。マイクも会場のみんなも俺様の声を聞きたがってるぜ。』
マイクとスピーカーの調子を確かめているアイザックとミリア。
司会進行と大役を受けた二人だが、この人選は失敗だったのか、
Booooo!!
『凄く集まってるね、アイザック。みんな、アイザックを応援してるよ。』
『本当だなあ。俺様は何たってスターだからな!』 『アイザック?目立つことはNGだったんじゃ無いの?』
『おー、済まないミリア。では、仕切直しで・・・。何たって凡人だからな』
『凡人だからナー』
『『ハッハッハッ』』
と、こんな調子に司会進行が進行させないのだ。
ブーイングを完全に無視し、勝手な事を話している二人に少年が歩み寄る。
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