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-会場ホール前-
「ようこ、お疲れさん!いや本当に、助かったわ!まさか、寝坊するとはな。でも、ようこが居てくれて良かった。」
会場ホール前。突如現れた首輪を付けたパジャマ姿の少年は、隣にいる綺麗なロングヘアーのようこに礼を言う。
「ホントだよ、ケイタ!私がいないとダメなんだから。」
いいながらケイタへ抱き着くようこ。
「啓太様!こちらです!」
ホールには、沢山の出場チームが集まっていた。その中から啓太と呼ぶ声が一つ。その声に向かって駆け寄っていく啓太とようこ。
「おっす。はけ!」
「おはようございます。ギリギリですね、啓太様。ようこ。みなさんお待ちかねですよ。」
白髪の綺麗なストレートで白色の着物を着た青年、はけが遅刻してきた啓太達を迎え入れる。
「啓太さん、待ちくたびれましたよ。」
次いで、黒髪のスラッとした少年が啓太に話しかける。
「お待ちしてました。ケイタさん、ようこ。」
「そうだよ!ともはね待ちくたびれちゃった。」
と少女達が話しかけてくる。
右にともはね、左になでしこだ。
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