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「あれ?せんだん達は?」
「ああ、せんだん達は、今仕事についてもらってます。後で、来る予定ですが。啓太さん、なにか用がありましたか?」
「いやいや別になんでもないよ。」
フルフルと顔を振る啓太の顔を見て、ようこの顔が恐ろしいことになっている。
「ケイタ。」
「ん?なんだ、ようこ?」
『じゃえん!!』
啓太の体は、瞬間に燃え上がる。服が燃え。そこに姿を現したのは、啓太の裸体だった。
「ーーーーわっ、ようこ!おまえ!」
啓太は、怒鳴るがようこはというと会場の隅で笑いを堪えていた。
薫をはじめ、いぬかみだけで無く。会場ホール内にいる全員から痛い視線を受けることに・・・。
「啓太、そんなこともあろうかと。ハイ。着替え。」
「そんなこともって!お前がしたんだろうが!!フンッ!」
と言いながら、啓太はようこの差し出した紙袋を手に取り、大股を開きながらひとけの無いところへ着替えにいった。
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