真美

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恭ちゃんは立ち止まったまま動こうとはしない。 私には分かった……彼女が待っているのは恭ちゃんだって。 彼女とは一度しか会ったことはないけど私には忘れることができないほど印象的だった。 格好とか雰囲気もそうだけど それ以上に私を睨みつけたあの目 私に対する敵意丸出しのあの目を忘れることができなかった。 だって彼女は恭ちゃんのことが好きだから… .
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