入学前夜

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「明日には見せるよ」 そう言った私に「当たり前じゃない」ってカオちゃんが笑った。 「おやすみ」 付け足すように言って部屋を出ていった。 カオちゃんが出ていってもう一度、鏡でチェック。 でも時計を見るとすでに11時を回っていることに気付いて 慌ててベッドに潜り込んだ。 もちろん、その前に制服に念入りにブラッシングしたけどね。 明日のことを色々、想像するとなかなか寝付けなかったけど 無理やり目を瞑っていつの間にか深い眠りについていった。 .
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