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「で、どうして遅れたんだい?」
弟よ…兄は先に逝くかもしれない。
あの後、結局10分遅れた俺は黒い笑顔の浩介に迎えられた。
そして今の状況に…。
「あ…いや、ちょっとありまして」
「ちょっとって?」
浩介の笑顔がさらに笑顔に!本格的にヤバイらしい…
言わないでおこうかと思ったんだけど(慧がいるから)しょうがないな。
「絡まれた女の子を助けてたんです…」
「女の子!?その子可愛かった?名前聞いた?もしかしてデートとか「うるさい」…はい」
「女好きの慧の言葉をさえぎる浩介のであった。」
「何で説明口調?てか、俺は軽いわけじゃなーい!!」
「それなら早く言えばいいのに」
「なんとなくねー」
「え、俺無視?」
「じゃあ許すよ」
「サンキュー!」
「俺…もう嫌」
へこむ慧をさっき同様に軽くスルーし話始めた。
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