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「あちぃ」
「分かってるから言うんじゃねぇ」
只今の気温35度…暑い。
高校に入って2度目の夏がきた。
幼なじみ3人で馬鹿なりに勉強して一応全員おんなじに高校入ったんだけど…
「つまらん…てか普通!」
出た…
1日5分おきぐらいにおんなじセリフをはくやつ…
名前は二階堂慧。ガキのころからの腐れ縁…
「いい加減聞き飽きたんだけど」
「浩ちゃん…静かにキレるの怖いです」
静かにキレる黒い人…滝本浩介。
こいつは怒らせちゃいかん…。
最後は俺、桜井海斗3人の中で1番平凡な高校生だ。
すでに夏休みに突入した俺たちは浩介の家に来ている。
本人はかなり嫌がってたが、すでにたまり場…
普通だったはずの生活が…全てはアイツの一言から動き出した。
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