不良めざします!!

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そして今にいたる。 だってさ…今こいつ何て言った?不良って言ったよな?? 2人に比べて平々凡々なこの俺がか? …ありえねー。 「…たまにはいいかもね」 アハハハ…あの浩介からありえない答えが出てきたよ。 しかもちょっと楽しそう… 「やったー♪海斗は??」 「僕がやるんだからもちろん…やるよね?」 「…はい」 弱いって?しょうがないだろ…浩介の後ろに黒いオーラ見ちまったんだから。 「じゃあ…髪染める?」 「まずは形からって事だね」 「かなりいきなりだな💧」 計画進めるの早くねぇか? しかも髪染める=不良って古いかも💧 「俺は金♪」 「僕は無難に茶色」 「じゃあ俺は赤メッシュでもいれるか」 実は赤メッシュやってみたかったんだよな。 …いきなり沈黙になったのは何でだ?俺なんか変な事言ったっけなぁ…。 パチパチ 拍手が二人からおこった。二人だからかなり寂しいけど💧 「な、なんだよ」 「なんか一番不良っぽい!」 「センスあるなー…と」 「…赤メッシュは不良っぽいのか?」 そもそも不良っぽいとかあるのか? 「なんか雰囲気的に?」 「雰囲気で決めるなよ💧」 「まぁなんとなく分かるよ」 珍しく浩介が慧の意見に賛成したため、慧かなり喜んでる…哀れ。「じゃあ今日は帰って明日染めようぜ!!」 「って、もうこんな時間だったのか」 只今の時刻10時29分。 どんだけくつろいでたんだよ…。 「また明日な!」 「ああ、じゃあな」 結局その後家に着いたのは11時。かなり疲れたから風呂入ってすぐ寝た。
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