不良めざします!!

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時間は余裕をもって出た…はずだった。 浩介の家に行くには人通りが激しい道を通らなきゃ行けない。まさかそこで… 「いいから俺らと遊ぼうぜ♪」 「離してください!!」 こんな事態に遭遇するなんて💧 絡まれてるのは美少女と言ってもいいぐらい綺麗な子。それに3人の男が絡んでいる状態… どうする?俺! もしCM同様カードがあったとしたら…見なかったフリ、助ける、他の人に助けを求める…こんな感じだ。 だって俺一般人だし? 「もう無理矢理連れて行くか」 「そうだな」 しょうがないよな…。 「その子、嫌がってるんだけど」 「あ"ぁ?」 「ガキは引っ込んでろよ」 男Aは右ストレートを俺に当てようとしてくる。俺はパンチを受け流し、みぞおちにパンチをヒットさせて男Aを気絶させた。 「まだやる?」 「お、覚えとけよ!!」 「忘れまーす」 男BとCはAを背負って逃げて行った。 仲間を連れてくって結構えらいなぁ♪ 戸惑ってた美少女が話かけてきた。 「ありがとうございました」 「いやいや、じゃあ俺急いでるから!」 「あ…!!」 携帯の時計には…9時15分、完璧な遅刻だな💧 浩介の怒る姿を想像して俺は浩介の家に走った。
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