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この試合両チームのベテランの活躍が光った。
マンチェスターUのベテランはトレブルを経験したポール・スコールズ
チェルシーのベテランは2連覇に欠かせなかったピース、クロード・マケレレ
作シーズンは影のMVPながら今シーズンは怪我で離脱し、復帰後も中々調子は上がらなかった。
しかし、徐々に調子をあげバルサ戦では自らのゴールでチームを決勝に導きやはりチームに欠かせない存在感をしめしFinalの11人に選ばれたポール・スコールズ
チェルシー2連覇に貢献し、移籍前にいたレアルはマケレレを放出のせいで勝てなくなったとまで言われていた。
しかしバラック、シェフチェンコの加入によるシステム変更でベンチにおいやられたが今シーズン4‐3‐3の復活、右サイドバックの不在でそこに中盤の選手エッシェンの器用で再びスタメンを確保しこのFinalの11人に選ばれたクロード・マケレレ
この二人の選手はよく似ている
プレースタイルは異なるが、クールで寡黙、決して主役にならない、なれないが欠かせない。チームのために動くその姿は重なる部分がある。
このFinalでも彼ららしいプレーだった。スコールズはキャリックの位置を見てうまくバランスをとりFWやサイドにボールが流れたら素早くフォローにはいり、FWとMFとの間をコンパクトにし守備でもさぼらずやる運動量。短長のパスは見事だ。
マケレレも持ち前の潰しでルーニー、テベスを封じ、マンチェスターUの攻撃がうまくいかなかったのは真ん中でマケレレがきいていたのは間違いない。
攻撃も難しいパスはないが確実につなぐことを優先し、パス数、成功率はチームトップだ。
この二人は決勝を非常に盛り上げてくれた。ロナウドのドリブル、シュート。ルーニーのパス、テベスの運動量、チェフのスーパーセーブ、色々と試合を盛り上げてくれたがマケレレ、スコールズのベテランの陰なプレーも忘れずに見ておきたい。
そしてまた彼らも試合を盛り上げる、私達に違う楽しみを見せてくれるプレーをこれからも見せてほしい。
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