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君に出会えたのは、本当に偶然だった。運命って言っていいのかな?
くじの景品だった僕の元に君は現れた。
僕はいつものように遠くをぼーっと眺めていた。何故か僕は人気が無く、隣のクマの人形は沢山貰われていった。
まあ、僕は空を見ているのが好きだから気にしないけど。
人形が空を好きっておかしいよね。でも僕は好きなんだ。あの青々とした空が。
「パパ~あれやりたい」
僕がぼーっとしているとお客様が来たようだ。子供が三人の七人家族。
「これでやってきなさい」
「やったぁ」
お父さんらしき人が三人の子供にお金を渡していました。女の子が二人に男の子が一人。
どうせ僕は貰われないだろうと、またぼーっとしてたら、カランカランと音がした。
僕はビックリして、その子供達を見ていたらまたカランカランと鳴った。
長女の女の子が鳴らし、次女の女の子が鳴らし、長男の男の子が鳴らし、
三人の子供達みんな当たりだった。
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