ハジマリ

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ぼーっと校長、PTA会長の話しを聞いているといつのまにか入学式が終わり、俺たちは退場した。 教室に戻るといきなり後から声をかけられた。 ??:「よっ!チー。」 こいつは幼稚園からの親友の神田隼人(かんだはやと) ちなみに友達から俺は『チー』と呼ばれている。 隼人:「入学式かったるかったなぁ、チー。」 だるそうに言う。 千夢:「あぁそうだな……つ~か同じクラスだったんだ??」 隼人:「そぅだよ~~!!!ヨ・ロ・シ・クね。」 変なポーズをとりながら言った。 そんな隼人をみた奴がクスクス笑っている。 ――この阿保。一緒にいる俺まで恥ずかしいじゃね~か!! そんな事は気にもしない隼人。 隼人:「ところで!!部活何に入るか決めた??」 俺は少し考えて、 千夢:「ん~まだかな?」 隼人:「――そうか。じゃぁ………一緒にテニス部に入ろう!!」 ……はぁ??
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