小指

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中には、小指が入ってました。 不思議に小指を見ても、気持ち悪さや、恐怖感はありませんでした。 私は、命の炎がついているローソクを振り払い、小指を握りしめました。 早く、まぁ坊に渡してあげたい・・・ まぁ坊に返してあげたい・・・ そんな気持ちでいっぱいになりました。 ふと・・・我に返った私は、大切な命のローソクの炎が消えてるのに気が付き・・・ あ・・・もう、私ダメだっぁ・・・ って、思った瞬間・・・ 小さな男の子 そう…まぁ坊が おねぇちゃん、ありがとう!ボク…やっと、天国に行けるよ!ボクの小指みつけてくれてあり・・・が・・・
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