崩れ落ちた平穏

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「ホントにこんな道が人里に続いてんのか?」 デュオが言う・・・ 一行は現在、先程見付けた獣道を進んでいる最中だ・・・ 「魔獣の巣に繋がってたりしてね・・・」 「不吉な事を言わないでください・・・」 エリルが言う・・・ 「デュオ、不死鳥族は、他の種族とほとんど関わりが無いとおっしゃりましたよね?」 ラピスが尋ねる・・・ 「ああ、一時期王家と連絡を取っていたみたいだが、他はほとんどねぇだろうな・・・」 「デュオ達竜人族や、俺達玄人族ともほとんど関わりが無かったっすからね~・・・」 デュオ、アシュリーが言う・・・ 「それ程までに他の種族との接触を拒む理由は何なのだろうか?」 「分かりませんわ・・・ですが、他との関わりを拒むのなら、このような場所に住んでいるのも頷けるかもしれませんわ・・・」 ラピスが言う・・・ 「あれは・・・?」 その時、リアスが何かを見付けた・・・ 「見付かったな・・・不死鳥族の里が・・・」 デュオが言う・・・ 「行きましょう!」 一行は不死鳥族の里にたどり着く事ができた・・・
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