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彼がもてる事はクラスメートの女の子達が騒いでいたから知っていた。
初めは、誇らしかったんだ。あれは僕のハトコだよ！って、カッコイイだろう！って
それが段々、不愉快で面白くなくなっていた。
この想いが恋だって気付いてからは苦しくって、辛くて。
彼は僕の想いを知らない…
いや、知らなくていい。知られたくない。
だって知られたら、きっと気持ち悪いと思われて…
嫌われる…
だから鍵をかけるんだ！
彼にこの想いを悟られないように！
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