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帰り。
『はぁ……はぁ…』
「お、おい、大丈夫か?」
『う…うん。平気』
あー、そういやコイツ身体が弱いんだったっけなー。
「ほら」
『え…?』
「おぶってやるよ」
『あ……、うん。ありがとう』
俺は彼女の軽い身体を背中に乗せて歩き始めた。
……結局、コイツをからかうことなく今日が終わった。
『……?…なにか言った?』
「なんでもないよ」
。
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