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俺と幼女はテレビドラマを見ていた。
「バリッバリバリバリバリ」
(俺がせんべいを噛む音)
『パリッパリパリ……パリ』
(幼女がせんべいを噛む音)
《僕、やっと気付いたよ……どこの誰よりも、君の事を愛してるってことを………!》
(テレビ)
《!………清彦さ「バリッバリバリバリバリバリ……」
《どうか、僕と『パリッパリパリ』しないか!?きっと君を『パリパリ…パリッ』させてあげるよ!後悔なんて『パリパリ…パリパリ…』さ、僕を信じて!》
《うう…清彦さん!私も、あなたの事を「バリバリバリバリ」してる!》
『なんかありきたりな話だね』
「うん」
『パリッ』
。
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