夏休み、海で一緒に

11/31
前へ
/526ページ
次へ
………よし、やっとか。時間をかけさせすぎだろ。 「突然すみませんね杏里さん」 「そんなに海にいたかったらまだいても良かったのにぃ」 ああ、俺もパラソルに入りたい。二人入ったらいっぱいいっぱいだからなぁ。 しかし杏里さんと目が合わせられない。美しすぎるって言うか……… 「あれれ? 裕君顔が真っ赤だよ?」 「きっ、気のせいですよ!」 ヤバイヤバイ、杏里さんのセクシーっぷりには頭が上がらない。 程良い胸の大きさが俺を誘う。負けちゃダメだ。 とっさに澪を見る………ん? 杏里さん、ほう。 澪、うーん。 「おい、私をジロジロ見て何の用だ?」 澪は俺の視線に気が付いた様子。 「いや、物足りないと思ってさ」 澪も杏里さんをじっと見る。すぐに驚いた表情をして自分の胸を触った。
/526ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21717人が本棚に入れています
本棚に追加