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………よし、やっとか。時間をかけさせすぎだろ。
「突然すみませんね杏里さん」
「そんなに海にいたかったらまだいても良かったのにぃ」
ああ、俺もパラソルに入りたい。二人入ったらいっぱいいっぱいだからなぁ。
しかし杏里さんと目が合わせられない。美しすぎるって言うか………
「あれれ? 裕君顔が真っ赤だよ?」
「きっ、気のせいですよ!」
ヤバイヤバイ、杏里さんのセクシーっぷりには頭が上がらない。
程良い胸の大きさが俺を誘う。負けちゃダメだ。
とっさに澪を見る………ん?
杏里さん、ほう。
澪、うーん。
「おい、私をジロジロ見て何の用だ?」
澪は俺の視線に気が付いた様子。
「いや、物足りないと思ってさ」
澪も杏里さんをじっと見る。すぐに驚いた表情をして自分の胸を触った。
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