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「………」
澪の顔が青ざめていく。
「澪?」
「こっ、このヤロー! 私だって、まだまだ成長期なんだー!!」
澪が飲み干した後のコーラの缶が飛んできて額にヒット。俺は事実を言っただけなのに。
「やっぱりお前は大きいのが好みか!? ちっちゃいのはダメか!? 確かに毎日確認してるけどおっきくなる気配はないよ、でもいつかはきっと杏里お姉さまくらいにだな―――」
澪が俺の前まで歩いてきて熱弁を始めた。
そこまで必死な理由がよく分からない。人それぞれ個性があっていいんじゃないのか?
澪が大きかったら………似合うんじゃね?
「ふぅ、そうだ」
澪は何かを閃いたのか杏里さんの元へ戻った。
「杏里お姉さま、私の胸を揉んでください」
「えっ!?」
いきなり何を!? そりゃ杏里さんも驚くわな。
「胸は揉んだら大きくなると聞いたことがあります。だから、お願いします」
「み、澪子ちゃん、積極的だねぇ」
耐えれそうにないからまた海に入ろう。
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