夏休み、海で一緒に

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「………」 澪の顔が青ざめていく。 「澪?」 「こっ、このヤロー! 私だって、まだまだ成長期なんだー!!」 澪が飲み干した後のコーラの缶が飛んできて額にヒット。俺は事実を言っただけなのに。 「やっぱりお前は大きいのが好みか!? ちっちゃいのはダメか!? 確かに毎日確認してるけどおっきくなる気配はないよ、でもいつかはきっと杏里お姉さまくらいにだな―――」 澪が俺の前まで歩いてきて熱弁を始めた。 そこまで必死な理由がよく分からない。人それぞれ個性があっていいんじゃないのか? 澪が大きかったら………似合うんじゃね? 「ふぅ、そうだ」 澪は何かを閃いたのか杏里さんの元へ戻った。 「杏里お姉さま、私の胸を揉んでください」 「えっ!?」 いきなり何を!? そりゃ杏里さんも驚くわな。 「胸は揉んだら大きくなると聞いたことがあります。だから、お願いします」 「み、澪子ちゃん、積極的だねぇ」 耐えれそうにないからまた海に入ろう。
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