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俺はふと考えた。
杏里さんが我が家に泊まりに来たのは別の理由があるのではないだろうか?
それが何かは分からないがきっとあるはず。
改めて考えてみても喧嘩は有り得ないし、ましてや家を出ることもない。
俺が深く悩んでいると杏里さんが風呂から戻ってきた。時間はだいぶ経過していた。
「裕君、お先に失礼したよ」
体中に電流が走った。
杏里さんは大きめのティーシャツ一枚という破廉恥な姿をしていた。白く綺麗ですらっとした足が露になっている。
さすがにこの姿を見ると興奮してしまうわけで………
「裕君、お風呂どうぞ」
「あ、はい」
その場から逃げるように部屋を出た。色気度合いが尋常無かった。
本人は気にしてないようだけど男の前では慎んでもらいたい。
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