無題

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無題

粉雪舞う季節 突然別れが訪れた でも きっとそれは 優柔不断で我が儘な君がようやく選んだ道だから 沢山悩んで 沢山泣いて 沢山考えて 決めた事でしょ? 君からの「好きな人が出来た」って一言 僕には悲しすぎる言葉だよ だから 泣くのをこらえて 最後の君の顔さえ見えやしなかった 突然 ココロにポカリと空いてしまったこの胸に 冬の風が冷たく通り過ぎていった 君の笑顔 君の温もり 君の声が全てが愛おしくて 僕の為にあるんだと信じていてから こんな別れかたじゃ納得できないけど 僕はそれ以上に君の事大好きだから 笑って君を見送るよ 君が泣かないように 君と別れてから何年経ちましたか? 僕は時が経つにつれてココロ癒されて 今は 新しい生活に慣れて 楽しく過ごしているけど、 こんな 粉雪が舞う季節には君の温もり 君の想い思い出し涙溢れた 今頃になって気付いた あの頃君と過ごした日々は消して無駄ではない事 だから僕は君と眺めた夜空の下で これからも ずっと 歩んでいけるような気がするよ 君との大切な思い出がある限り ずっと 歩んでゆけるよ
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