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このお話の主人公の名前は高橋ミチオ。34歳である。
ミチオは昔から本が大好きで、小さい頃から自分の本屋を持つ事が夢だった。そしてミチオはついに今年その夢を叶え、地元に小さな本屋を開くことになったのだ。
本屋の名前は『ニコニコ書店』。素敵な本とめぐりあえた時に思わずにやけてしまうことはないだろうか。そんな笑顔が溢れる本屋にしたいというのが店名の由来だ。
さて、いよいよ今日が店を開く初日である。ミチオは適度な緊張を感じながら店のシャッターを開けた。
すると、さっそく珍客が来店してきた。
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