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ミチオとマサルは昔いろいろあったのだ。出来ればあまり思い出したくない事が。
「で、マサル。お前何で来たんだ?祝いに来てくれたようには見えないが。」
「フン。」
マサルは突如店内をぐるっと見回し始めた。
「……」
ミチオはそろそろ吐き出されるであろうマサルの言葉をじっと待った。
「…小せぇ店。品揃えも趣味に走ってるしこんな店すぐに…」
(……やっぱり……)
「あ~はいはい。君の言いたい事はもうわかった!」
ミチオはマサルの言葉を遮った。ミチオの出店を良く思ってない事は明らかだった。
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