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新吾が起きた場所は部屋じゃなかった。辺りはすべて白で、何も存在していない。自分も消えて無くなってしまいそうな感じがした。
「ここはねぇ…秘密の部屋…かな?君の夢のなかに創った空間だよ。」
「夢…空間…?お前本気で言ってんの?」
「まぁ普通なら信じないよね。そのうち慣れるよ。君はもっと不思議な体験をするから…」
「何でお前がそんなことわかるんだよ……つーかお前さっきから言ってること滅茶苦茶すぎなんだよ!」
「まぁまぁそんなに怒らないの。」
天使(?)は新吾の頭を撫でた。
「なっ……」
新吾は恥ずかしくなり下を向いた。
「下向いたりして、照れてるのぉ?かわいいぃ」
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