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「どーしてくれんだよ!
ハルが食うの遅いからじゃねーか」
「そ~だね。 早くバスケしに行こーぜ」
ハルキは笑いながらユウの手を強引に引っ張っていった。
『絶対こいつ手伝う気なんてなかったよ……
明日は絶対に1人で行こうっと』
【キーコーンカーンコーン】
6時間目終了の合図と同時に帰っていいのが、この学校の方針である。
ユウが眠たそうに鞄に教科書を入れてると、携帯にメールが届いた。
【岡田 玲奈】
[今から屋上に来て]
相変わらず素っ気ない文章だな……
[了解!]と返して行こうとしたら、2年のワルワルメンバーが集結して教室の中に入ってきた。
「こいつだよ。いつもハルキと居るユウって」
1番弱そうなやつに指差しされて、だんだん頭に血が上ってきた。
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