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「いってぇな…ったくほらっ、買い方わかんないだろ」
「べ、別にわかるわよ!」
「ほぉ~……なら見ててやるから買ってこいよ」
オレの悪戯っ子なハートが燃え出してきたぜ。
「わ、わかったわよ!見てなさい!!」
そう言ってちゃんと券売機の方に向かって行った。
券売機の前でうろうろしてるし、やっと券売機のどれかのボタンを押したな……あっ駅員さんが来た。あはは、エミリ最高だな…くっ…ははは…駅員さん呼ぶボタン押したのかよ…。
おっ肩を落としてこっちに戻って来たみたいだな。
「エミリ!おかえり!!どうだった?き、切符はかか、か買えたか?…駄目だ我慢の限界だ…ぷはは…」
「う、うるさいわね!ちょっと調子が悪かっただけよ…悪かっただけなんだから……」
「そうか、そうか…ほらっ一緒に買いに行くか」
オレはエミリの手を掴んで券売機の方に行って買い方を無事レクチャーして買い終わりましたとさ…、やれやれ……。
「瞭見て見て!?なんか出て来た!」
「声のボリューム下げてくれ…は、恥ずかしい…」
だって切符出て来ただけど大盛り上がりしてるんだぜ?恥ずかしいだろ?
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