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「な…なぁやっぱ止めないか?」
「えっ?止めたいの?」
「うん!乗りたくない!」
仕方ないだろ近くに来たら……やべぇよ。とんでもねぇよ…。何この高さ、もう……嫌!!
「な?止めとこうぜ」
オレが再度乗るのを止める様に言うとエミリはにんまりといやらしい笑顔を浮かべて来た。
「い~や!!絶対に乗る!!」
「嫌だ~、乗りたくない~」
「うるさい!!言っとくけどね……瞭が乗りたいって言ったんだからね」
「そ…それは……」
「自分から言ったのに乗らないなんてビビりもいいとこね」
「カッチーン!?言ったな!乗るぞこの野郎!着いてこい!!」
そんなに言われて引き下がれるか……。
ガタ…ガタン…ガタン……
今は……上昇中……あんまり喋る元気ねぇわ。
な・の・に……
「良い眺めね~」
なんでこいつはこんなに和んでるんだよ……。
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