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「な、なぁエミリ」
「……」
反応がないぞ~。
「エ、エミリ?」
「……」
「どうしたんだよ」
「……」
ここまで反応が無いのは中々ないな…。
本当……どうしたんだろ。
ちょっとエミリの方に行って確かめてみるか。
そう思いオレはあんまり揺れない様そっと立ちエミリの隣に座った。
おぉ流石カップルが列ぶだけあって二人で座っても窮屈じゃないな。
おっとそんな事を考えてる場合じゃなくてエミリ見ないと……。
オレは隣にいるエミリの顔を見下ろす様に見るとエミリは……目を閉じてスゥースゥー寝息を起てながら寝てた……。
なんで??!
あぁそういやぁ下に居た時から疲れてたな。寝かせといてやるか……。
そうしててっぺんに来るとライトアップされ始めた園内がとても綺麗に見えた。まぁ一人で見てもな……。
そうして若干たそがれているとエミリがオレの肩に頭を預けてきた。
「うおぅ!!?」
オレはびっくりして変な声出しちまった。
それでもエミリは起きなかったからよしとしとこう。
あぁただ寄り掛かられてるだけなのにめちゃめちゃドキドキする。
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