~序章~

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私はお腹が空いて堪らず料理を食べた。 冷えきっていたが変な味がしないので何かの薬は入れられてないようだ。 しかし不味かった。 トイレは剥き出しで覗き穴から見えるような位置にあった 私は最初抵抗があったが、「もういいや」と諦めてから普通に使っていた。 私は殆どの時間布団にくるまって震えて過ごした。 この世に神様は居るのか? 私は幾度となくそれを布団にくるまりながら考えた。 涙を流そうとしたがもう涙は渇れ果てていた。 どうして私なの……
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