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「ふぅ…終わったな」
閃義は刀を一振りし血飛沫を飛ばして布で拭い鞘にしまう。
「意外と簡単に方がついたな。それにしても凄い量だな…」
乖が麻薬の入ったコンテナを籠手でノックしている。
「さあ後は事後処理班に任せるか」
閃義が耳に付けたインカムで連絡をしている。
乖は男達が使っていたパソコンを弄り始めた。そして取引された金額を見て「うひょ~すんげ~大金だ~」
パソコンに夢中になっていた乖は男が動いた事を感じ取れなかった。
「いて!」
乖の左脹ら脛に注射針が刺さっていた。それは少しの油断からだった。
死んだはずの男が注射針の銃を握り締めていた。男が最後の力を振り絞り打ったのだ。
「ハハハ…お前は…もう…た…すか…ら……」
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