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「…まっいいや、朝飯は?食べられるのか?」 二度目の溜息をつきながら敏樹が尋ねる。 「うん…大丈夫」 「じゃ、シャワーでも浴びてさっぱりしてこいよ。着替え、置いといてやるから。」 そう言い残し、部屋を出ていく敏樹の姿を見送りながら、 「優しいね(笑)じゃあ、そうするとしますか。」 水を飲み干した勇次は弾みをつけて立ち上がった。
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