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シャワーを浴びてきてさっぱりしたせいか、勇次に食欲が戻ってきたようだった。
敏樹はそんな勇次の様子を、エスプレッソをのみながら、眺めていた。
昨日、定刻通りに仕事が終わり、飲みに行こうと言い出したのは勇次だった。
同じ課の後輩、町田透と少年課の真山薫を誘ったが、二人とも別に約束があったらしく、結局二人で飲みに行った。
飲み始めた後のことは、敏樹もはっきりと覚えているわけではない。
けれど、昨夜の勇次は、いつも飲んでいるときの勇次とは違っていた…ように思える。
「おい、飲み過ぎるなよ(-。-;)」
「だ~いじょうぶ( ̄▽ ̄)わかってるって(*^-')b」
結局、ベロベロになった勇次のことを、敏樹はなんとかベットに放り込んだのだった。
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