新たなる旅立ち

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「良いセーバーだな。 扱い易くパワーも有りそうだ。 そして美しいデザインだ。 パダワンの頃に作った、パワーのみの無骨な物とは違い、洗練されているな。 ライトセーバーは我々ジェダイの証にして、自らの分身とも言える物。 正に、ジョーカスの心が表れて居ると思わんかね?」 偉大な統率者の真意が判らず、マスター達は一様に押し黙る。 「先程も申したように、ジョーカスを処罰しようとすれば、大きな騒ぎが起きる。 あの場で捕縛しようとしたならば、私か諸君の内の誰かが?いや・‥数名が倒れたかな?! ジョーカスを大人しく捕縛するならば、マスターで有る私の責任を追及し、捕縛すれば良い、自分の為に、私が罪に問われたならば、自らを犠牲にしても、私を救おうとする男だからな。」 そう言うと、手にしたジョーカスのセーバーをベルトに納め、微笑を浮かながら両手を前に突き出した。
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