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「何を申される!
例え、ジョーカスを捕縛する為でも、
我らの指導者たる、ハーミル殿を断罪など出来ませぬ。」
「それこそ、ジェダイと共和国が大混乱いたしますぞ!」
「我々がジョーカス独りに遅れを取るなど、有り得ませぬ!!」
ハーミルが笑顔で問う
「ほぉ頼もしい。
諸君のライトセーバーの稽古は、久しく見掛けぬが?
ジョーカスの速さに着いて行けるかな?」
「ならば、テンプルに在るジェダイを選抜して、逮捕に向かわせましょう。」
「首都防衛隊からの派兵も要請すれば、間違いないな。」
苦笑を浮かべたハーミルが断言する。
「腕の立つジェダイや兵士は皆、ジョーカスと親しい者や、憧れや尊敬の念を抱く者ばかりだぞ。
そんな彼らに、ジョーカスは、ジェダイの掟に背く共和国にとって、危険な反乱分子。
すぐに逮捕しろと、命令するのか?
矛を逆しまにされなければ良いが・‥」
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