1134人が本棚に入れています
本棚に追加
/177ページ
体育はバドミントン。容易に抜け出せる。…仕方ないよな。教室に戻るか…
…!?教室に誰かいる…委員長!?もう一人…ユースケ!!何だよ。俺の出番はなしか。
マユミ「あなたでしょ。私の財布盗ったの!」
ユースケ「盗ってねぇよ。」
まぁ当然黒だ。取ったもんな。あらら…痴話ゲンカ。付き合ってんのか?
マユミ「だってユースケでしょ?いつも夜中に非通知で何度も電話してくるのもやめてよ。わかってるんだよ。」
ユースケ「…俺じゃないよ。」
マユミ「何言ってんのさぁ。ユースケしか考えられないじゃん。フッたからって、嫌がらせはやめて!カッコ悪いよ。」
…ユースケは黒くならなかった。財布は盗ったが他のことはしていない…何てめんどくさい事件だ。
ユースケ「だからそんなストーカーみたいなことしねぇよ!」
財布は盗ったろ…十分お前もストーカーだよ。その後、マユミがユースケのカバンの中から自分の財布を強引に見つけだした。理由はフラレて悔しくて、嫌がらせしたというしょっぱいものだった。
…だが…その犯人のわからぬ非通知電話事件がまた新たな事件を呼ぶのだった。
最初のコメントを投稿しよう!