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ケンタ「犯人は…」
…!!
…そうか…担任じゃない。
一人だけ忘れていた人物がいる。
自分の固定概念が勝手にアイツを犯人からはずしていたのだ。
ケンタ「…ユウタ。お前だよ。」
ユウタは驚きを隠しきれていない…目を見開いて、少し唇を噛んで軽く舌打ちしたように聞こえた。
そして一回、目を閉じ…あきれたような口調で喋り始めた。
ユウタ「…はっ?おもしろくない冗談やめろよ。俺は《非通知さん》じゃないよ。冗談やめて犯人教えろよ!」
…冗談
…だとよかったんだが、今の言葉は黒だった。
…これではっきりした。
《非通知さん》はユウタだ。
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