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あたしだって……、ちゅ、ちゅうとか…したい……かも知れない。
手繋いだり、とりあえず良平の体に触れたい……と思う。
「みぃは、そーゆうのしたいとか思わへんの?」
あたしの考えを見透かした様に麗奈が問いかける。
え?!頭透けてた?!
更には、気が動転して思わず正直に答えてしまう。
「し、したいよっでも………あっ……」
どこの痴女ですか、あたしは。
一方麗奈は、してやったりと、嫌ーな笑みを浮かべて頷く。
後悔したところで、時既に遅し。
「じゃあ、昼休み良平君とご飯食べーや」
心なしか語尾にハートが見えるよ、麗奈ちゃん…。
「え…でも凜太とか翔介とか」
「あたしが話つけとくから」
相変わらず語尾にハートがあるけど、何故か強制力がある。
拒否は無しなんやね……。
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