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「ね、ねぇ。何で、おしゃべりの輪に参加しないんだ?」
「私。人をこそこそからかうの好きじゃないんだ。」
「ふーん。優しいんだな。君は。」
「よく言われる。」
「あ、そうだ。よかったら、携帯のメアド教えてくれる?」
「いいわよ。後で教える。」
「ありがとう。んじゃあね。」
キラは自転車にまたがった。
「ユウキじゃあな。」
「バイバイ。」
キラは自転車を走らせた。
今、キラの心は、ハルカの事で一杯になった。
「ああいう人。俺嫌いじゃないな。」
キラは、ハルカに一目惚れした。
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