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遼の予想通り、オイルの臭いが充満した保健室で寝た為なのか、体調を余計に崩してしまう。
「…うう、あ~たま、痛い…」
「鎌山君、悪いんだけど
私授業があるからココを開けるけど酷い様なら自宅に帰宅しなさいね。」
天貝先生は遼の有無を言わせないでいってしまった。
「なんて保健医だ…」
遼は内心、天貝先生を恨めしく思い寝る。
「………り…!…………りょ!!」
またこの夢か、でも今回は謎の声が慌ててる様に感じる。
まるで、逃げろと言って様に…
「思ったより寝ちゃった…。
って!?もうお昼!?」
遼がベッド周りにかけてあるカーテン開け、
時計を確認するともう既に1時を回っていた。
「寝過ぎたなぁ、まぁ教室に戻るか…な…っ!?」
遼が地面に立とうとした時だ。
突然の強烈な頭痛でバランスを失いベッドに寄りかかる。
「…ッ!!…うぁぁぁぁぁ!!」
強烈な頭痛は数分で収まる。
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