-Falsch Alltagliche-

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今さっきまで強烈な頭痛がしたと言うのに、もはや微塵にも痛みが感じられない。 「…?ただの寝過ぎかな…?まぁ教室行こう。 今の時間はお昼ご飯の時間だし、桃達が待ってるかもしれない」                遼が保健室から出た瞬間、 保健室に磁場が発生する。 そして---。 保健室にある何かが構成され、 その構成された何かは学校外に瞬時に移動する---。 「A班、大型範囲××散布システム配置完了---。 格班、状況を報告されたし。」                遼は教室に戻り、桃・翼と共にお昼ご飯を食べていた。 「そや遼~、調子は大丈夫なんか? 結構熟睡してたんやろ?」                「ああ、起きた途端に強烈な頭痛に襲われたけどもう綺麗さっぱり治ったよ」                「遼君、ホントに大丈夫? 最近体調崩してばかりだけど…」                「遼は桃ちゃんの彼氏やし、心配するわなー」翼はニヤニヤしながら、遼と桃を見る。 すると桃は林檎の如く顔が赤くなる。
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