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……私は誰かにとって必要な存在なのかな…?
私のことを大切だと思ってくれる人なんているのかな?
私は…
誰かにとって必要不可欠な存在になりたい…
でも…
それは決して簡単な事じゃなくて…
私には不可能なんだ…
私は誰かを傷付ける事しか出来ないから…
相手を傷付ける事しか出来ない人間を…
必要としてくれる人なんていないんだ…
そんなこと…
自分でもわかってるのに…
ツラくて…
苦しくて…
悲しくて…
胸が痛い…
いっそ…
最初からいなかったかの様に
消えてしまえればいい……
そうすれば…
もう…
誰も傷付けなくて済む…
だけど…
それすら出来なくて…
今夜もまた…
1人…
声を押し殺して…
枕を濡らす夜になる…
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